「働きたい気持ちはある。でも、また続かなかったらどうしよう」

「しばらく仕事から離れていて、いきなり求人に応募するのは不安」

「何が向いているのか、もう自分でもよくわからない」

そんな状態のとき、最初から就職先を決める必要はありません。

仕事を始める前に、生活リズムを整えたり、自分が苦手になりやすい場面を整理したり、実際にいろいろな作業を試したりする時間をつくることもできます。

この記事では、仕事が続かなかった経験がある方や、長いブランクがある方が、福井でどのように「働く準備」を始められるのかを紹介します。

仕事が続かなかった理由を「自分の努力不足」だけで考えない

仕事が続かなかった経験があると、

「自分は仕事に向いていないのかもしれない」

「もっと頑張ればよかった」

と考えてしまうことがあります。

でも、仕事が続きにくくなる理由は一つではありません。

仕事内容との相性、人間関係、勤務時間、通勤、職場の音や環境、複数の仕事を同時に進める難しさ、体調の波など、いくつもの条件が重なっていることもあります。

だからこそ、次の仕事を急いで探す前に、

  • どんな場面で困りやすかったか
  • どんな仕事や環境なら比較的取り組みやすかったか
  • どのくらいの時間やペースなら無理なく続けられそうか

を整理してみることが大切です。

「自分に何ができるか」だけではなく、「どんな環境なら力を出しやすいか」を考えることも、働く準備の一つです。

いきなり求人応募をしなくてもいい

仕事から離れていた期間が長いほど、

「まず履歴書を書かないと」

「ハローワークに行って求人を探さないと」

と思うかもしれません。

でも、就職活動の前にできることもあります。

例えば、決まった時間に外出してみる。数時間だけ作業をしてみる。パソコンを使って文章や資料をつくってみる。誰かと一緒に作業して、自分が疲れやすいタイミングを確認してみる。

こうした小さな経験から、

「午前中の方が集中できる」

「一度にいくつも指示されると混乱しやすい」

「文章を整理する仕事は意外と好きかもしれない」

といったことが見えてくる場合があります。

就職先を考える前に、自分自身について知る時間をつくるという考え方です。

「働く準備」を支援する場所もある

働くことに不安がある方を支援する場所は、一つではありません。

ハローワークや地域若者サポートステーション、自治体の相談窓口など、状況に応じてさまざまな支援があります。

福井市には、ひきこもり本人だけでなく家族や関係者からの相談も受け付ける「福祉総合相談室よりそい」があります。

来所だけでなく、必要に応じた訪問や電話等での相談、就労準備支援、関係機関への紹介なども行われています。

「どこに相談すればよいかわからない」という段階なら、こうした公的な相談窓口から始める方法もあります。

就労移行支援という選択肢

状況によっては、「就労移行支援」という障害福祉サービスを利用できる場合があります。

就労移行支援は、一般企業などで働くことを希望する方に対し、就労に必要な知識・能力を身につけるための訓練、求職活動の支援、職場探し、就職後の定着に向けた相談などを行うサービスです。

実際に利用できるかどうかは、一人ひとりの状況や自治体の支給決定によって異なります。

「仕事が続かなかった」「ひきこもっている期間がある」ということだけで、自動的に就労移行支援の対象になるわけではありません。一方で、「自分が利用対象なのかわからない」という段階で、事業所や自治体に相談することはできます。

就労移行支援では何をするの?

就労移行支援という名前から、

「毎日、就職活動をする場所」

というイメージを持つ方もいるかもしれません。

実際には、事業所によってプログラムや支援内容はさまざまです。

生活リズムや通所ペースを整えることから始めたり、PC作業やコミュニケーションを試したり、自分の得意・苦手や働くうえで必要な配慮を整理したりしながら、少しずつ就職に向けた準備を進めることができます。

そのため、

「まだ何の仕事をしたいかわからない」

という状態でも、相談してみることができます。

HOHOHO福井では「試してみる」ことを大切にしています

HOHOHO福井は、福井市春山にある就労移行支援事業所です。

私たちが大切にしているのは、最初から「この仕事を目指しましょう」と決めることではありません。

SNS、デザイン、資料作成、文章作成、AIなど、さまざまなことに実際に触れながら、

「これはちょっと好きかもしれない」

「これは意外と疲れる」

「こういう作業なら続けられそう」

といった自分自身の反応を、一緒に整理していきます。

仕事を続けるためには、できることを増やすだけでなく、苦手になりやすいことや、無理をしすぎる条件を知ることも大切だと考えています。

長いブランクがあっても、まずは相談から

仕事から離れている時間が長くなるほど、

「今さら相談していいのかな」

と感じることもあると思います。

でも、相談するときに、

「この仕事に就きたい」

「いつまでに就職したい」

という答えを用意する必要はありません。

「働きたい気持ちはあるけれど、何から始めればいいかわからない」

というところからでも相談できます。

HOHOHO福井では、利用するかどうかを決める前の見学や個別相談も受け付けています。

施設を見て、話を聞いたうえで、

「ここなら少し通えそうかも」

と思えるかどうかを確かめてみてください。

見学したからといって、その場で利用を決める必要はありません。

まずは、自分に合う選択肢を探すところから始めてみてください。

福井市の就労移行支援事業所 HOHOHO福井について詳しく見る

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